10月26日に満を持して登場した新OS「Windows 8」は、Microsoftの発表によれば発売後1か月で4000万ラインセンスを販売しました。この数字はWindows 7を上回るものであり、数字だけ見れば好調な滑り出しと見えます。
ですが、実はこの数はハードウェアメーカーへの販売数も含んだもので、4000万のユーザーにWindows 8が届いたわけではありません。AsustekのCFO David Changは、「現在のWindows 8の需要は、あまり高くない」とウォール・ストリート・ジャーナルにコメントを残したそうです。
要するに、今の状況を見ると、Windows 8がユーザーに求められているとは言いがたいわけですが、一体それはなぜでしょう。今回は、SONYがWindows 8向けに発売したタッチディスプレイ搭載のノートPC「Vaio duo 11」を実際に使って、このOSが誰に向けて作られたものなのかを考えてみます。
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